教職員のみなさまへ
ACSでは、留学生に関わっている教職員の皆様からのご相談にも応じています。留学生相談業務の知識と経験を持つ教職員が皆様と一緒に考えお手伝いさせていただきます。留学生を指導したり共に研究をしたりするうえでお聞きになりたいこと、またACSが把握しておいた方がよいと思われることなどがありましたら、遠慮なくご連絡ください。相談内容についてはプライバシーを守ります。。
研究や在籍管理に関すること
留学生にとって指導教員は留学の成果につながる大切な存在です。多くの場合、修了後も同じ分野で研究を進めていくため、よい人間関係が構築されることが期待されます。優秀な留学生を受け入れるためには、適切な入学審査とともに在籍中の生活への配慮等も必要です。留学生の勉強や研究に関して疑問などがありましたら、お気軽にご相談ください。
留学生の人間関係に関すること
留学生のほとんどは新しい環境の中で生活しており、人と人との関係作りも、慣れてきた文化の方法とは異なることがあります。大学文化や研究室文化など日本で育った人にとっては当たり前の暗黙の了解事項も留学生には理解し難いことがあります。より良い人間関係を作るにあたって何か疑問などがあればACSにご連絡ください。
留学生の精神の健康に関すること
人間関係や研究のプレッシャーなどは、何かのきっかけで深刻な状況に陥ることがあります。「夜眠れない日が続く」「大学へなかなか出てこない」「周りの人が私の悪口を言っている」などの言動は、精神の健康が弱くなっている状況と考えられ、危険です。学生に一刻も早くACSに相談するように勧めるか、ご自身が相談に来てください。
生活に関すること
生活の不安は研究生活に影響します。「疲れているようだ」「瘠せてきた」など身体の状況から学生の調子が察せられる場合もありますが、学生は大人として一人で何とかしようと頑張っていることが多くみられます。日常の話の中で生活に悩みがありそうでしたら、相談にのっていただくのはもちろん、ACSへ行くことも勧めてみてください。周囲の方が、代わりにご相談くださってもかまいません。
アルバイトに関すること
留学生がアルバイトする場合、時間数や職種は制限されています。TAやRA以外の仕事については、入国管理局が発行する「資格外活動許可」が必要です。アルバイト探しには様々な方法がありますが、学内アルバイトは留学生にとって大変歓迎されます。学内アルバイトがあれば留学生に紹介していただくとよいでしょう。もし先生方が留学生を雇用したいが適当な人が見つからない、というような場合にはキャリア支援部門にご相談ください。
キャリア支援部門ホームページ:http://nu-cso.jp/index.html
入国・在留に関すること
私費留学生受入れ時の「在留資格認定証明書」交付申請は、受入れ大学の教職員が代理申請できます。入国の便宜を図るためにも代理申請をお勧めします。名古屋大学では学生交流課が一定の締切日を設けて取次申請を行っています。その他、在留期間更新や在留資格変更などを含め、在留に関してわからないことがあればACSにご相談ください。
その他
留学生に関してどんなことでも相談に応じていますので、わからないこと、知りたいことなどありましたらACSを思い出してください。